健康管理と医者の関係

病院ジプシーになって分かった、受けたい医療と満足できる治療。

先日、主人が脚の痛みを訴えたため、病院を探すことにしました。
しびれている部分もあり、歩けないほどの痛みがあったため、とにかく近くでやっていた病院に飛び込みました。

 

MRIや様々な設備が整った個人病院で、充実した治療が受けられるのではという期待がありました。

 

レントゲンをとってもらったところ、たぶんヘルニアがあるということでブロック注射をしてもらい、
その日は痛みがとれたのですが、2日後には脚の別の部分が痛くなりました。

 

そのことを先生に話したら、これは正常なことで、この間注射した箇所が治ったから次はここが痛くなるのだ、
これからはここの治療を行うと言われ、再度ブロック注射をされました。初めの治療の際、
次の症状を少しでもお話してもらっていたなら納得ができたのですが、痛みが出てから言われたので、なんとなく不安になってしまいました。

 

それから数回、ブロック注射を打ちましたが痛みは取れず、MRIもとりましたが特になんの説明もされず、病院代が高かったので通院をやめました。
その後は整形外科、ペインクリニック、紹介された総合病院など、いくつかの病院に行ってみました。

 

どの病院でもすることはほぼ同じでした。レントゲンをとり、MRIをとり、問診をしてもらい、多分ヘルニアだ、多分脊柱管狭窄症だと言われ、似たようなお薬をいただきました。
そして、ストレッチやレーザー、赤外線等、自分の好みのリハビリをしていくしかない。痛みが耐えられないようなら、手術するしかない。
でも、手術したからと言って、完全に治るわけではない、ということがわかりました。

 

今回、たくさんの病院へ行き、似たようなことをたくさん聞いたのにも関わらず、私たち夫婦は満足することができませんでした。

 

ひとつは、私たちの住む街には工場が多く、腰痛持ちの人も多くいるためか、お医者さん方が患者に対して、
腰痛に関する知識をある程度持っているという前提でお話をされることが多かったことに不満が残りました。

 

私たちには腰痛の知識はほとんどなかったのです。「よくあることだ」と言われても、そうなのかどうかわかりません。
また、不勉強ではいけないとインターネットで腰痛のことを調べ、そのことをお話したら「病院にこないでネットで調べたら」と言ったお医者さんもいました。

 

痛みを取りたくて、一生懸命できることをしていたのだということを分かってほしかったです。
総合病院では手術をするかと質問されましたが、決断できるほどの判断材料や知識が自分たちになく、
質問はありませんかと言われても、何を聞いていいか分からず、決めることができませんでした。

 

私たちは病院に行くという行為の前に、自分たちが何科の病院に行き、どんな治療をしたらいいのかがわかりませんでした。
まず、その症状から何科へ行くべきなのか、どんなことを診察してもらうべきなのかを教えてくれる機関があったら、どんなに心強いだろうと感じました。

 

また、病院を変わるたびにレントゲン、MRIをとるところから始まるので、ひとつの病院で撮影したものや診断結果をひとつの資料としてまとめてもらい、
それをもって他の病院に行けたら、医療費の節約にも、診察時間の無駄も省けるのではと思いました。

 

いろんな病院を梯子する患者さんは、お医者さんにとってあまりいい気持のするものではないかもしれないし、
患者にしても時間やお金に無駄のない通院を望んでいます。

 

自分の体のことですから時間をかけて、様々な治療を試して自分に合ったものを見つけることは大事かもしれませんが、
しびれや痛みがしつこく残る病気だと、本当にこれでいいのかと自問自答をしながら病と付き合っていくことは、精神的にも良くないのではと思いました。